雲の生成に必要な空気の上昇運動によって冷却が起こる場合の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5…

航空気象 第6問

雲の生成に必要な空気の上昇運動によって冷却が起こる場合の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)収束性上昇気流:低気圧や気圧の谷などで周囲から空気が流れ込み、大規模に空気が集まる収束によって起こる上昇気流(b)対流性上昇気流:大気は、下層から上層に向かって一定の割合で気温が低くなっている時に安定しているが、下層の空気が高温になりすぎた場合にこのバランスが崩れて起こる上昇気流(c)地形性上昇気流:風が山などに吹きあたった場合に起こる強制的な上昇気流(d)前線性上昇気流:温暖な空気と寒冷な空気が衝突し前線ができ、寒冷な重い空気が温暖な軽い空気の下に潜り込んだり、軽い空気が重い寒冷な空気の上にはい上がったりすることによりできる上昇気流

正答 (4)
正答は (4)。(a)〜(d)の四つとも正しい記述です。 雲は、空気が上昇して断熱膨張で冷え、露点に達してできます。上昇の起こり方によって、次のように分けられます。 (a)正しい。低気圧や気圧の谷では周りから空気が集まり(収束)、行き場を失った空気が上昇します。広い範囲に雲ができます。(b)正しい。地面が強く暖められて下層の空気が高温になると、大気が不安定になり、対流による上昇気流が起こります。積雲や積乱雲ができます。(c)正しい。風が山に吹き当たって強制的に持ち上げられる上昇気流です。山の風上側に雲や雨ができやすくなります。(d)正しい。寒気が暖気の下にもぐり込む(寒冷前線)、暖気が寒気の上をはい上がる(温暖前線)ことで上昇気流ができます。
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【雲の形との関係】 対流性 …… 積雲・積乱雲(垂直に発達) 前線性(温暖前線)・収束性 …… 層状の雲が広がりやすい 地形性 …… 大気が不安定なら積乱雲になることもある

出典:令和5年9月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問6(国土交通省 公表)出典元ページ

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