在胎28 週0 日、体重1,200 g で緊急帝王切開で出生した男児。Apgar〈アプガー〉スコアは1 分後3 点で、気…
午前 第28問
在胎28 週0 日、体重1,200 g で緊急帝王切開で出生した男児。Apgar〈アプガー〉スコアは1 分後3 点で、気管挿管後にNICU に入院し、呼吸窮迫症候群〈RDS〉と診断された。肺サーファクタント補充療法後、人工呼吸管理を開始し、いったん呼吸状態は安定した。児は2 時間後に突然徐脈になり、皮膚色が蒼白になった。急変の原因で最も考えられるのはどれか。
- (1)無気肺
- (2)緊張性気胸
- (3)慢性肺疾患
- (4)未熟児貧血
- (5)脳室周囲白質軟化症
正答 (2)
正答は (2)。緊張性気胸が最も考えられます。
人工呼吸管理中の早産児で、肺サーファクタントの補充後に急に肺が広がりやすくなると、圧がかかりすぎて肺胞が破れ、気胸が起こることがあります。胸腔内の空気が増えて心臓への血液の戻りが妨げられる緊張性気胸では、突然の徐脈、蒼白、SpO₂ の低下が起こります。胸部の透光試験やエックス線で確かめ、胸腔穿刺・ドレナージを行います。
【ほかの選択肢】
(1) 無気肺 徐々に酸素化が悪くなることが多い 誤り
(3) 慢性肺疾患 生後数週以降に問題になる病態 誤り
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(4) 未熟児貧血 生後数週から数か月に起こる 誤り
(5) 脳室周囲白質軟化症 急な循環の変化をきっかけに生じうるが、生後2時間の急変の原因ではない 誤り
出典:2024年(令和6年) 助産師国家試験 問28(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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