熱帯収束帯(ITCZ)に関する記述で誤りはどれか。…
航空気象 第8問
熱帯収束帯(ITCZ)に関する記述で誤りはどれか。
- (1)北東貿易風と偏西風の収束域で、風が弱くて比較的気圧の高いところであり、赤道無風帯ともいう。
- (2)収束による対流活動が盛んであり、収束帯が強くなれば雷雲が発生し、40~60ktの風が無風帯の中に起こることがある。
- (3)収束が強くなると不安定な熱帯気団が上昇して積乱雲の列を作り、雲頂高度は40,000ft以上になることも多い。
- (4)春秋の候には赤道付近にあり、その幅は広く収束は弱い。赤道を離れて夏半球に深く入ると幅は次第に狭くなり収束は大きくなる。
正答 (1)
正答は (1)。ITCZは北東貿易風と「南東貿易風」が収束する、気圧の「低い」帯なので、これが誤りです。
熱帯収束帯は、南北の半球の貿易風が出合って上昇気流が盛んな所です。風が弱いので赤道無風帯とも呼ばれます。
【ほかの選択肢】
(2) 収束が強まると雷雲ができ、無風帯の中に40〜60ktの風が起こることがあるので 正しい
(3) 不安定な熱帯気団が上昇して積乱雲の列をつくり、雲頂は40,000ftを超えることも多いので 正しい
(4) 春秋は赤道付近で幅が広く収束が弱く、夏半球に深く入ると幅が狭く収束が強まるので 正しい
【見分け方】
ITCZは「北東貿易風と南東貿易風が出合う・低圧・上昇気流」です。偏西風と貿易風は、亜熱帯高圧帯から南北に吹き出す風です。
出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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