日本時間の9時15分に航空機がA空港をTC:123度で出発し、456nm先のB空港に向かう場合のETP(等時点)について…
空中航法 第5問
日本時間の9時15分に航空機がA空港をTC:123度で出発し、456nm先のB空港に向かう場合のETP(等時点)について最も近いものはどれか。ただし、風:270°/80kt、TAS:380ktとし上昇降下は考えないものとする。
- (1)A空港から269nm ETP到達時刻 :9時51分
- (2)A空港から187nm ETP到達時刻 :9時51分
- (3)A空港から187nm ETP到達時刻 :9時40分
- (4)A空港から269nm ETP到達時刻 :10時7分
正答 (3)
正答は (3)。往路GS約445kt・復路GS約310ktから、ETPは456×310÷755≒187nm、到達は約25分後の9時40分です。
風と往路の角度 270°-123°=147°
追い風成分 80×cos33°≒67.1kt、横風成分 80×sin33°≒43.6kt
WCA≒43.6÷380(逆正弦)≒6.6°、TAS×cos6.6°≒377.5kt
往路GS≒377.5+67.1≒444.6kt
復路GS(TC303°、向かい風)≒377.5-67.1≒310.4kt
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ETP=456×310.4÷(444.6+310.4)≒187.5nm
到達時間=187.5÷444.6×60≒25.3分 → 9時15分+25分≒9時40分
【ほかの選択肢】
(1) 269nmは往路と復路のGSを入れ替えた値なので 誤り
(2) 187nmは正しいが、到達時刻を復路のGSで出しているので 誤り
(4) 269nm・10時7分は、GSを入れ替えたうえ復路のGSで時刻を出した値なので 誤り
【覚え方】
ETP=全距離×復路GS÷(往路GS+復路GS)。向かい風の帰り道のほうが遅いので、ETPは出発地寄りになります。
出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問5(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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