Cさん(85 歳,女性,要介護3)は,介護老人保健施設に入所しており,軽度の難聴がある。数日前から,職員は感染症対策とし…
コミュニケーション技術 第74問
Cさん(85 歳,女性,要介護3)は,介護老人保健施設に入所しており,軽度の難聴がある。数日前から,職員は感染症対策として日常的にマスクを着用して勤務することになった。ある日,D介護福祉職がCさんの居室を訪問すると,「孫が絵を描いて送ってくれたの」と笑いながら絵を見せてくれた。D介護福祉職はCさんの言動に共感的理解を示すために,意図的に非言語コミュニケーションを用いて対応した。このときのD介護福祉職のCさんへの対応として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)「よかったですね」と紙に書いて渡した。
- (2)目元を意識した笑顔を作り,大きくうなずいた。
- (3)「お孫さんの絵が届いて,うれしかったですね」と耳元で話した。
- (4)「私もうれしいです」と,ゆっくり話した。
- (5)「えがとてもじょうずです」と五十音表を用いて伝えた。
正答 (2)
正答は (2)。最も適切なのはこれです。
Cさんには軽い難聴があり、職員はマスクをしているため、口元の表情や口の動きが見えません。この状況で共感を伝える非言語コミュニケーションとしては、マスクで隠れない目元で笑顔をつくり、大きくうなずくことが効果的です。言葉を使わずに、「一緒にうれしく思っています」という気持ちを伝えることができます。
【ほかの選択肢】
(1) 「よかったですね」と紙に書いて渡す 筆談は文字という言語を使ったコミュニケーションで、非言語コミュニケーションではありません 誤り
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(3) 「うれしかったですね」と耳元で話す 言葉で伝える言語コミュニケーションです。共感の内容としては適切でも、問いの「非言語」にあたりません 誤り
(4) 「私もうれしいです」とゆっくり話す これも言語によるコミュニケーションです 誤り
(5) 五十音表を用いて伝える 文字を指して伝える方法で、言語コミュニケーションです。軽度の難聴のCさんに使う必要もありません 誤り
出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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