とび換地(土地改良法第52条第2項の規定に基づき、一の区に係る換地計画において、他の区の区域内にある土地を従前の土地とし…
知識試験 第28問
とび換地(土地改良法第52条第2項の規定に基づき、一の区に係る換地計画において、他の区の区域内にある土地を従前の土地として、これにつき換地を定め、又は定めないこと)に関する次の記述中、誤っているものはどれか。
- (1)とび換地は、同一の県に所在する当該一の区と当該他の区との間でのみ定めることができる。
- (2)とび換地は、当該一の区及び当該他の区に係る従前の土地に抵当権が設定されている場合であっても、定めることができる。
- (3)とび換地を定める場合には、換地処分の公告は、当該一の区に係る換地計画及び当該他の区に係る換地計画について同時にしなければならない。
- (4)とび換地を定める場合には、当該一の区において従前の土地とされた土地は、当該一の区以外のいずれの区に係る換地計画においても、従前の土地とすることができない。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
【(1) 誤り。これが正答】
土地改良法第52条第2項は、施行に係る地域を数区に分けて換地計画を定める場合に、一の区の換地計画で他の区の区域内にある土地を従前の土地として換地を定め、又は定めないことができるとしています。区の所在する都道府県を同一に限る規定はありません。施行地域が二以上の都府県にわたる場合でも、区の間でとび換地を定めることができます。
【(2) 正しい】
従前の土地に抵当権が設定されていることは、とび換地を定めることの妨げになりません。抵当権は、換地処分によって換地について存するものとみなされます(第54条の2第2項)。
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【(3) 正しい】
第54条第6項は、とび換地を定めた場合は、換地処分、知事への届出、知事による公告と登記所への通知を、当該一の区と当該他の区の換地計画について同時にしなければならないとしています。換地処分は、両方の区の地域の全部の工事が完了した後に行います。
【(4) 正しい】
第52条第2項後段は、とび換地において一の区で従前の土地とされた土地は、当該一の区以外のいずれの区に係る換地計画においても、従前の土地とすることができないとしています。同じ土地が二つの換地計画に重ねて載ることを防ぐ規定です。
【登記との関係】
とび換地を定めた区どうしでは、換地処分による登記の申請も同時にしなければなりません(土地改良登記令第12条第2項)。
出典:令和5年度 土地改良換地士資格試験 知識試験 問28(農林水産省 公表)出典元ページ
最終更新日
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