筆界特定制度に関する次の記述中、誤っているものはどれか。…
知識試験 第17問
筆界特定制度に関する次の記述中、誤っているものはどれか。
- (1)筆界調査委員は、対象土地の測量又は実地調査を行うときは、あらかじめ、その旨並びにその日時及び場所を筆界特定の申請人及び関係人に通知して、これに立ち会う機会を与えなければならない。
- (2)筆界特定の手続における手続費用は、筆界特定の申請人が負担する。
- (3)筆界特定がされた場合において、民事訴訟の手続により筆界の確定を求める訴えにおいて当該筆界特定に係る筆界と抵触する内容の判決が確定したときであっても、当該筆界特定は、その効力を失わない。
- (4)筆界特定とは、一筆の土地及びこれに隣接する他の土地について、筆界の現地における位置を特定することをいい、その位置を特定することができないときは、その位置の範囲を特定することをいう。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
【(3) 誤り。これが正答】
不動産登記法第148条は、筆界特定がされた場合において、筆界の確定を求める訴えに係る判決が確定したときは、当該筆界特定は、当該判決と抵触する範囲において、その効力を失うとしています。筆界特定は行政による判断で、最終的な判断は裁判所の判決に委ねられています。
【(1) 正しい】
第136条第1項は、筆界調査委員は、対象土地の測量又は実地調査を行うときは、あらかじめ、その旨並びにその日時及び場所を申請人及び関係人に通知して、これに立ち会う機会を与えなければならないとしています。
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【(2) 正しい】
第146条第1項は、筆界特定の手続における測量に要する費用などの手続費用は、申請人の負担とするとしています。申請人が複数いれば、等しい割合で負担します(同条第2項)。
【(4) 正しい】
第123条第2号は、筆界特定を、一筆の土地及びこれに隣接する他の土地について、筆界の現地における位置を特定すること(その位置を特定することができないときは、その位置の範囲を特定すること)と定義しています。
【制度の性格】
筆界特定は、所有権の範囲(所有権界)ではなく、登記された一筆の土地の境である筆界を対象とします。当事者の合意で筆界を動かすことはできません。
出典:令和6年度 土地改良換地士資格試験 知識試験 問17(農林水産省 公表)出典元ページ
最終更新日
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