戸籍に関する次の記述中、最も適切なものはどれか。…
知識試験 第20問
戸籍に関する次の記述中、最も適切なものはどれか。
- (1)市町村長は、届出によって効力を生ずべき認知、縁組、婚姻及び離婚の届出について窓口に出頭した者が届出事件の本人であるか確認することができない場合は受理することはできない。
- (2)婚姻の届出があったときは、夫又は妻が婚姻前に戸籍の筆頭に記載した者であるかどうかにかかわらず、夫婦について新戸籍が編製される。
- (3)出生の届出は、出生した子の本籍地又は届出人の所在地のほか、出生した子の出生地ですることもできる。
- (4)離婚によって婚姻前の氏に復する者が子の親権者に指定された場合には、当該親権者の指定によって、子は当然に当該親権者の戸籍に入籍する。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
【(3) 適切。これが正答】
戸籍法第25条第1項により、届出は事件の本人の本籍地又は届出人の所在地ですることができ、さらに第51条第1項は、出生の届出は出生地ですることができるとしています。
【(1) 不適切】
第27条の2第1項は、認知、縁組、離縁、婚姻、離婚の届出について、市町村長は、窓口に出頭した者が届出事件の本人であるかを確認するとしていますが、本人であることを確認できなかった場合も届出を受理できます。その場合は、遅滞なく、確認できなかった本人に届出を受理したことを通知します(同条第2項)。本人の知らない届出に気づく機会を与える仕組みです。
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【(2) 不適切】
第16条第1項は、婚姻の届出があったときは夫婦について新戸籍を編製するとしつつ、ただし書で、夫婦が夫の氏を称する場合に夫、妻の氏を称する場合に妻が戸籍の筆頭に記載した者であるときは、新戸籍を編製せず、その戸籍に配偶者が入るとしています。
【(4) 不適切】
離婚によって婚姻前の氏に復した親が親権者に指定されても、子の氏は当然には変わらず、子は当然にその親の戸籍に入るわけではありません。子が親の戸籍に入るには、家庭裁判所の許可を得て氏を変更し、入籍の届出をする必要があります(民法第791条、戸籍法第98条)。
出典:令和7年度 土地改良換地士資格試験 知識試験 問20(農林水産省 公表)出典元ページ
最終更新日
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