GNSS測量機を用いた測量に関する次の記述中、最も不適切なものはどれか。…
知識試験 第45問
GNSS測量機を用いた測量に関する次の記述中、最も不適切なものはどれか。
- (1)観測距離が10㎞以上の場合、2周波のGNSS測量機により2時間以上の観測を行う。
- (2)2時間以上の観測に際し、GNSS測量機のバッテリーの使用可能時間が1時間しかない場合は、複数回に分けて合計して2時間以上になるよう観測を行う。
- (3)機種が異なるアンテナを使用した観測の場合、アンテナの位相特性の違いにより受信位置がずれるためPCV補正を行う。
- (4)樹木や建物の壁面等に反射してから到達する電波は測量誤差の要因となるため、できるだけ地物から離れた場所で観測を行う。
正答 (2)
正答は (2)。最も不適切なのはこれです。
【(2) 不適切。これが正答】
GNSS測量のスタティック法では、定められた観測時間の間、同じ衛星の電波を連続して受信し続けることで精度を確保します。観測を途中で区切ると、それぞれが短時間の別の観測になり、2時間連続で観測したのと同じ精度は得られません。バッテリーが足りないときは、外部電源や予備のバッテリーを用意して、連続して観測します。
【(1) 適切】
標準的な公共測量作業規程では、1級基準点測量で観測距離が10km以上となる場合は、2周波のGNSS測量機を用い、120分以上の観測を行うとされています。距離が長いと電離層の影響が大きくなるため、2周波で補正します。
解説の続きをみる続きを閉じる
【(3) 適切】
アンテナの位相中心は、衛星の高度角や方位によって変わります(位相特性)。機種が異なるアンテナを混在させて観測する場合は、位相特性の違いで受信位置がずれるので、PCV補正(アンテナ位相特性の補正)を行います。
【(4) 適切】
樹木や建物の壁面などに反射して届く電波(マルチパス)は、測量誤差の原因になります。上空の視界が開け、反射物から離れた場所に観測点を選ぶことが基本です。
出典:令和7年度 土地改良換地士資格試験 知識試験 問45(農林水産省 公表)出典元ページ
最終更新日
「知識試験」のほかの問題
- 令和5年度 第46問農地法に関する次の記述中、正しいものはどれか。
- 令和6年度 第10問次の意思表示のうち、無効なものはどれか。
- 令和6年度 第27問土地改良区が行う土地改良事業に係る特別減歩又は不換地見合いの創設換地(土地改良法第53条
- 令和6年度 第43問下図のような地点A、B、Cで囲まれた三角形の土地の面積を算出するため、地点Pにおいてトー
- 令和5年度 第9問民法上の代理に関する次の記述中、誤っているものはどれか。
- 令和5年度 第26問次に掲げる施設の用に供する土地のうち、共同減歩による創設換地(土地改良法第53条の3第1
スポンサーリンク

