河川法に関する次の記述中、最も適切なものはどれか。…
知識試験 第50問
河川法に関する次の記述中、最も適切なものはどれか。
- (1)河川法における河川とは、一級河川及び二級河川をいい、これらの河川に係るダム、堰、水門、堤防等の河川管理施設は、これに含まない。
- (2)河川に係るダム、堰、水門、堤防等の河川管理施設と土地改良事業により造成された河川管理施設以外の施設又は工作物(以下「他の工作物」をいう。)とが相互に効用を兼ねる場合においては、河川管理者が必ず他の工作物の工事、維持又は操作を行わなければならない。
- (3)河川区域内の土地(河川管理者以外の者がその権原に基づき管理する土地を除く。)を占用しようとする場合であって、当該土地を土地改良事業の用に供する場合は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなくても占用することができる。
- (4)土地改良区が、土地改良事業の用に供するため、河川区域内の土地において工作物を新築し、改築し、又は除却しようとする場合は、あらかじめ国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならない。
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
【(4) 適切。これが正答】
河川法第26条第1項は、河川区域内の土地において工作物を新築し、改築し、又は除却しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならないとしています。土地改良区が土地改良事業のために工作物を設ける場合も許可が必要です。
【(1) 不適切】
河川法第3条第1項は、河川を一級河川と二級河川とし、同条第2項で、河川には、ダム、堰、水門、堤防、護岸、床止めなどの河川管理施設を含むとしています。河川管理施設を含まないとする本肢は不適切です。
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【(2) 不適切】
河川管理施設と他の工作物とが相互に効用を兼ねる場合(兼用工作物)、河川管理者は、他の工作物の管理者との協議によって、他の工作物の工事、維持又は操作を自ら行い、又は他の工作物の管理者に河川管理施設の工事、維持又は操作を行わせることができます(第17条)。河川管理者が必ず行うものではありません。
【(3) 不適切】
河川区域内の土地(河川管理者以外の者が権原に基づき管理する土地を除く)を占用しようとする者は、河川管理者の許可を受けなければなりません(第24条)。土地改良事業の用に供する場合でも許可が不要になる定めはありません。
【土地改良との関係】
取水のための堰や頭首工は、河川区域内の工作物として第26条の許可を、取水そのものは流水の占用として第23条の許可(水利権)を受けます。
出典:令和7年度 土地改良換地士資格試験 知識試験 問50(農林水産省 公表)出典元ページ
最終更新日
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