犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づき、貸金業者が顧客との間で特定取引を行うに際し当該顧客について行う取引時確認に…
貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること 問題42
犯罪による収益の移転防止に関する法律に基づき、貸金業者が顧客との間で特定取引を行うに際し当該顧客について行う取引時確認に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。なお、本問における特定取引は、同法第4条第2項各号に掲げる取引(ハイリスク取引)ではないものとする。
- ①貸金業者が取引時確認をしなければならない本人特定事項は、自然人にあっては氏名、住居(本邦内に住居を有しない外国人で政令で定めるものにあっては、主務省令で定める事項)及び生年月日、法人にあっては名称及び本店又は主たる事務所の所在地である。
- ②貸金業者が顧客から本人確認書類として運転免許証(有効なものとする。)の提示を受ける場合において、当該運転免許証に記載されている住居が現在の住居と異なるときは、現在の住居が記載された官公庁発行書類(有効なものとする。)の写しの送付を受けることにより現在の住居の確認を行うことができる。
- ③貸金業者が取引時確認をしなければならない事項は、自然人にあっては、本人特定事項のほか、取引を行う目的及び職業である。
- ④貸金業者が国内に本店又は主たる営業所もしくは事務所を有する法人である顧客について取引時確認をする場合、当該法人の事業の内容は当該法人の代表者から申告を受けることにより確認を行うことができる。
正答 ④
正答は (4)。法人顧客の事業の内容は、定款や登記事項証明書などの書類で確認します。代表者の申告では足りません。
犯罪収益移転防止法施行規則10条は、職業・事業の内容の確認方法を、自然人は本人の申告、法人は定款・登記事項証明書などの書類(又はその写し)の確認と定めています。
【ほかの選択肢】
(1) 本人特定事項は、自然人は氏名・住居・生年月日、法人は名称・本店又は主たる事務所の所在地(犯収法4条1項1号)なので 正しい
(2) 本人確認書類に現在の住居の記載がないときは、現在の住居が記載された補完書類(官公庁発行書類など)やその写しの送付を受けて確認できる(施行規則6条2項)ので 正しい
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(3) 自然人の確認事項は、本人特定事項・取引を行う目的・職業(4条1項)なので 正しい
【覚え方】
目的と職業は「申告でよい」、法人の事業内容は「書類で確認」。
出典:第20回 貸金業務取扱主任者資格試験 問題42(日本貸金業協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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