計量法に定める商品の販売に係る計量に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選べ。…
計量関係法規 法規 問5
計量法に定める商品の販売に係る計量に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選べ。
- (1)長さ、質量又は体積の計量をして販売するのに適する商品の販売の事業を行う者は、その長さ、質量又は体積をSI 単位により示してその商品を販売しなければならない。
- (2)計量法第12 条第1 項の政令で定める商品(以下「特定商品」という。)の販売の事業を行う者は、特定商品をその特定物象量(特定商品ごとに政令で定める物象の状態の量をいう。以下同じ。)を法定計量単位により示して販売するときは、政令で定める誤差(以下「量目公差」という。)を超えないように、その特定物象量の計量をしなければならない。
- (3)計量法第13 条第1 項の政令で定める特定商品の販売の事業を行う者は、その特定商品をその特定物象量に関し密封をするときは、量目公差を超えないようにその特定物象量の計量をして、その容器又は包装に経済産業省令で定めるところによりこれを表記しなければならない。
- (4)計量法第13 条第1 項の政令で定める特定商品の輸入の事業を行う者は、その特定物象量に関し密封をされたその特定商品を輸入して販売するときは、その容器又は包装に、量目公差を超えないように計量をされたその特定物象量が同項の経済産業省令で定めるところにより表記されたものを販売しなければならない。
- (5)都道府県知事又は特定市町村の長は、計量法第12 条第1 項若しくは第2 項に規定する者がこれらの規定を遵守していないため、当該特定商品を購入する者の利益が害されるおそれがあると認めるときは、これらの者に対し、必要な措置をとるべきことを勧告することができる。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
【(1) が誤りの理由】
計量法第11条は、長さ、質量又は体積の計量をして販売するのに適する商品の販売の事業を行う者は、その長さ、質量又は体積を「法定計量単位により示して」その商品を販売するように「努めなければならない」と定めています。
(1) は「SI 単位により示して」「販売しなければならない」としている点で、二重に条文と違います。法定計量単位には SI 単位以外のもの(別表第二・第三の単位など)も含まれます。また、第11条は努力義務です。
【ほかの選択肢】
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(2) 第12条第1項のとおりです。特定商品を法定計量単位で示して販売するときは、量目公差を超えないように計量しなければなりません。 正しい
(3) 第13条第1項のとおりです。政令で定める特定商品を密封するときは、量目公差を超えないように計量し、容器又は包装に表記しなければなりません。 正しい
(4) 第14条第1項のとおりです。輸入した密封の特定商品を販売するときは、量目公差を超えないように計量された特定物象量が表記されたものを販売しなければなりません。 正しい
(5) 第15条第1項のとおりです。都道府県知事又は特定市町村の長は、購入者の利益が害されるおそれがあると認めるとき、必要な措置をとるべきことを勧告できます。 正しい
【ポイント】
第11条は「努力義務」、第12条〜第14条の特定商品は「義務」です。義務の強さの違いが問われやすい所です。
出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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