「JIS K 0102 工場排水試験方法」または「JIS K 0102-3 工業用水・工場排水試験方法-第3 部:金属」…
化学分析概論及び濃度の計量 環濃 問22
「JIS K 0102 工場排水試験方法」または「JIS K 0102-3 工業用水・工場排水試験方法-第3 部:金属」に規定されていない全クロムの試験方法を、次の中から一つ選べ。
- (1)ジフェニルカルバジド吸光光度法(ジフェニルカルバジド吸光光度分析法)
- (2)ジフェニルカルバジド発色による流れ分析法(流れ分析法(ジフェニルカルバジド吸光光度分析法))
- (3)電気加熱原子吸光法(電気加熱原子吸光分析法)
- (4)ICP 発光分光分析法
- (5)ICP 質量分析法
正答 (2)
正答は (2)。ジフェニルカルバジド発色による流れ分析法は、全クロムの試験方法に規定されていません。
JIS K 0102(および JIS K 0102-3)の全クロムの試験方法には、ジフェニルカルバジド吸光光度法、フレーム原子吸光法、電気加熱原子吸光法、ICP 発光分光分析法、ICP 質量分析法があります。ジフェニルカルバジドは六価クロムと反応して赤紫色に発色する試薬で、全クロムを測るときは、あらかじめ三価クロムを過マンガン酸カリウムで六価クロムに酸化してから発色させます。流れ分析法は、クロム(Ⅵ)についてだけ JIS K 0170-7 に定められており、全クロムの試験方法としては規定されていません。
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【ほかの選択肢】
(1) ジフェニルカルバジド吸光光度法 規定されています 誤り
(3) 電気加熱原子吸光法 規定されています 誤り
(4) ICP 発光分光分析法 規定されています 誤り
(5) ICP 質量分析法 規定されています 誤り
【ポイント】
六価クロムの試験は、ジフェニルカルバジド吸光光度法が中心です。
全クロムでは、酸化して六価にそろえる操作が入る点が違います。
出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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