ある騒音をオクターブバンド分析したところ、下表のような結果が得られた。この騒音の騒音レベルは何dB か。次の中から最も近…

音響・振動概論及び音圧レベル・振動加速度レベルの計量 環音 問7

ある騒音をオクターブバンド分析したところ、下表のような結果が得られた。この騒音の騒音レベルは何dB か。次の中から最も近い数値を一つ選べ。

計量士 第76回(2025年12月実施) 環音 問7の表
正答 (4)
正答は (4)。約82 dB です。 騒音レベルは、各オクターブバンド音圧レベルに A 特性の補正値を加え、それをエネルギーとして合成して求めます。 【A 特性の補正(オクターブバンドの中心周波数ごと)】 125 Hz:85 - 16.1 = 68.9 dB 250 Hz:88 - 8.6 = 79.4 dB 500 Hz:79 - 3.2 = 75.8 dB 1000 Hz:73 + 0 = 73.0 dB 2000 Hz:72 + 1.2 = 73.2 dB 4000 Hz:60 + 1.0 = 61.0 dB
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【エネルギーの合成】 各値を 10^(L/10) に直して足します(単位は 10⁷ の倍数で表します)。 68.9 dB → 0.78  79.4 dB → 8.71  75.8 dB → 3.80 73.0 dB → 2.00  73.2 dB → 2.09  61.0 dB → 0.13 合計 ≒ 17.5 × 10⁷ L_A = 10 log₁₀(17.5 × 10⁷) = 70 + 10 log₁₀17.5 = 70 + 12.4 = 82.4 dB 最も近いのは 82 dB の (4) です。 【検算(おおまかに)】 いちばん大きい 250 Hz の 79.4 dB に、500 Hz の 75.8 dB を合わせると約 81 dB、さらに 1000・2000 Hz の約 73 dB が加わって 82 dB 台になります。 【ほかの選択肢】 (1) 67、(2) 72、(3) 77、(5) 87 計算に合いません 誤り なお、A 特性の補正をせずに合成すると約 90 dB になります。 【ポイント】 A 特性の補正値(125 Hz -16.1、250 Hz -8.6、500 Hz -3.2、1 kHz 0、2 kHz +1.2、4 kHz +1.0)は覚えておく必要があります。

出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ

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