下記に掲げるAからDまでの物体の体積を求める計算式として、適切なもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。…
移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 第33問
下記に掲げるAからDまでの物体の体積を求める計算式として、適切なもののみを全て挙げた組合せは(1)~(5)のうちどれか。ただし、πは円周率とする。
- (1)A,B,C
- (2)A,C
- (3)B
- (4)B,D
- (5)C,D
正答 (4)
正答は (4)。B,D が適切です。
【正しい式】
B 三角柱 縦 × 横 × 高さ × 1/2
D 円錐体 半径 × 半径 × π × 高さ × 1/3
三角柱は「底面の直角三角形の面積(縦×横÷2)× 高さ」なので、縦×横×高さ×1/2 で合っています。円錐体は、同じ底面・同じ高さの円柱の3分の1です。
【誤っている式】
A 円柱 半径 × 半径 × π × 高さ × 1/2
→ 1/2 が余分。円柱は 半径 × 半径 × π × 高さ
C 球 直径 × 直径 × 直径 × π × 4/3
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→ 直径ではなく半径。球は 半径の3乗 × π × 4/3
【体積の式をまとめておく】
立方体・直方体 縦 × 横 × 高さ
円柱 半径 × 半径 × π × 高さ
三角柱 縦 × 横 × 1/2 × 高さ
円錐体 半径 × 半径 × π × 高さ × 1/3
角錐 底面積 × 高さ × 1/3
球 半径 × 半径 × 半径 × π × 4/3
【まちがえやすいところ】
「直径」と書いてあったら、まず疑う
体積の式で直径を使うものはありません。球を直径で書くと、半径で書いたときの8倍になってしまいます。
【1/3 が付くもの、付かないもの】
柱(円柱・角柱) 底面積 × 高さ。そのまま
錐(円錐・角錐) 底面積 × 高さ × 1/3
先がとがっているものは3分の1、と覚えます。Aに 1/2 が付いているのは、Bの三角柱の式(底面が三角形なので 1/2 が付く)と混ぜたひっかけです。円柱には 1/2 も 1/3 も付きません。
【なぜ体積を求めるのか】
荷の質量 = 体積 × 単位体積当たりの質量
玉掛けの前に、つる荷がおよそ何トンかを見積もるために使います。
出典:移動式クレーン運転士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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