熱力学の法則に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。 (1)~(5)の中から選べ。…
タービン発動機 第4問
熱力学の法則に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。 (1)~(5)の中から選べ。(A)第 1 法則では、熱は仕事に変わり、また機械的仕事は熱に変わる。(B)第 1 法則では、仕事と熱量の比は常に一定である。(C)第 2 法則では、熱を仕事に変えるには熱源だけで十分である。(D)第 2 法則では、熱を仕事に変えるには低温の物体から高温の物体に熱を与える場合に限る。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)無し
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(A)(B)の二つです。
(A)正しい。熱力学の第1法則は、熱と仕事がともにエネルギの形で、熱は仕事に、仕事は熱に変わり得る(その間でエネルギが保存される)という法則です。(B)正しい。第1法則から、仕事と熱量の比は一定です。この比が熱の仕事当量(1 cal≒4.186 J)です。(C)誤り。第2法則によれば、熱を仕事に変えるには高温の熱源だけでは足りず、熱を捨てる低温の物体(低熱源)が必要です。「熱源だけで十分」は誤りです。(D)誤り。熱を仕事に変えるのは、熱が高温の物体から低温の物体へ移るときです。「低温の物体から高温の物体に熱を与える場合」は逆です。熱は、外から仕事を加えなければ低温から高温へは移りません。
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【ポイント】
第2法則の要点は、熱は自然には高温から低温へしか流れないこと、熱をすべて仕事に変えることはできないこと、の二つです。熱機関の熱効率が100%にならないのはこのためです。
出典:平成31年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) タービン発動機 問4(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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