空調システムの説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

機体 第15問

空調システムの説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)冷却空気を作り出す装置としてエア・サイクルとベーパ・サイクルがある。(B)エア・サイクル冷却装置のタービンを出た空気は断熱膨張によって冷たくなる。(C)ベーパ・サイクル冷却装置は冷媒が蒸気に変わるとき周りから熱を吸収する性質を利用している。(D)ベーパ・サイクル冷却装置のコンプレッサを出た冷媒は圧縮によって沸点が上昇する。

正答 (4)
正答は (4)。(A)~(D)はすべて正しい記述です。 (A)正しい。冷却空気を作る方式には、空気そのものを冷やすエア・サイクルと、冷媒の蒸発を使うベーパ・サイクルがあります。(B)正しい。エア・サイクルでは、熱交換器で冷やした高圧の空気をタービンで膨張させます。空気がタービンを回す仕事をすることで(断熱膨張)、温度が大きく下がります。(C)正しい。ベーパ・サイクルは、冷媒が液体から蒸気に変わるとき(蒸発のとき)にまわりから熱(気化熱)を奪う性質を使います。(D)正しい。コンプレッサで冷媒の蒸気を圧縮すると、圧力と温度が上がり、沸点(凝縮する温度)も上がります。そのためコンデンサで外気に熱を捨てて液体に戻すことができます。
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【ベーパ・サイクルの流れ】 コンプレッサ(圧縮)→ コンデンサ(放熱して液化)→ 膨張弁(減圧)→ エバポレータ(蒸発して吸熱)→ コンプレッサ 家庭のエアコンや冷蔵庫と同じ原理です。エア・サイクルはエンジンの抽気を使い、旅客機の空調の主流です。

出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) 機体 問15(国土交通省 公表)出典元ページ

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