推進の原理に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。 (1)~(5)の中から選べ。…
タービン発動機 第6問
推進の原理に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。 (1)~(5)の中から選べ。(A)ゴム風船をふくらまして手を離したとき、推力は噴出する空気が外気を押すことで得られる。(B)ゴム風船の飛ぶ原理においては〔噴出空気の質量×噴出速度〕に相当する反力が得られる。(C)芝生の散水装置では、推力は噴射ノズルの前方に働いて散水パイプが反対側に回る。(D)ニュートンの第 3 法則は空気のない宇宙空間では有効でない。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)無し
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(B)(C)の二つです。
(A)誤り。風船の推力は、噴き出す空気が外の空気を押すことで得られるのではありません。風船の中の空気が後ろへ噴き出すと、その反作用で、噴出口と反対側の内壁を押す力が残り、これが推力になります。(B)正しい。風船は、噴き出す空気の質量(単位時間当たり)と噴出速度の積、つまり運動量の変化に相当する反力を得ます。(C)正しい。散水装置では、ノズルから水が噴き出すと、その反力(推力)がノズルの前方(噴き出す向きと反対側)に働き、散水パイプは噴き出す向きと反対側に回ります。(D)誤り。第3法則(作用・反作用の法則)は、噴き出すガスと機体の間の作用・反作用なので、外の空気を必要とせず、空気のない宇宙空間でも成り立ちます。ロケットが宇宙で進めるのはこのためです。
【ポイント】
ジェットの推力は、ガスを加速して後ろへ噴き出したことの反作用で得られます。推力の大きさは「空気の質量流量×速度の増加分」で求めます。
出典:令和元年7月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(回転翼) タービン発動機 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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