滑油系統の油温調節器に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

ピストン発動機 第14問

滑油系統の油温調節器に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)ウェット・サンプ方式では滑油ポンプの後流に油温調節器を設けて冷却している。(B)バイパス・バルブは油温によりオイル・クーラを通す油量を制御する。(C)オイル・クーラは滑油の熱を空気に伝えることにより油温を下げる。(D)オイル・クーラはコアとバイパス・ジャケットで構成されている。

正答 (4)
正答は (4)。(A)~(D)の四つとも正しい記述です。 油温調節器は、オイル・クーラと、そのコアに通す滑油の量を油温によって切り替えるバイパス・バルブ(サーモスタット・バルブ)で、滑油の温度を適正な範囲に保つ装置です。 (A)正しい。ウェット・サンプ方式では、滑油ポンプの後流(下流)に油温調節器を設けて滑油を冷却します。(B)正しい。バイパス・バルブは油温によって働き、オイル・クーラのコアを通す油量を制御します。油温が低いときはバイパス側に流して早く温め、油温が上がるとコアに流して冷やします。(C)正しい。オイル・クーラは、滑油の熱を空気に伝えることで油温を下げる熱交換器です。(D)正しい。オイル・クーラは、空気で冷やすコアと、コアを通さずに滑油を流すバイパス・ジャケットで構成されています。 【ポイント】 同じ型の設問では、バイパス・バルブを「外気温度により」とした形や、オイル・クーラが「油温を上げる」とした形が誤りの扱いです。

出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(回転翼) ピストン発動機 問14(国土交通省 公表)出典元ページ

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