ADF の指示誤差に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

電子装備品等 第16問

ADF の指示誤差に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A) ループ・アンテナの取付け位置は四分円誤差に影響を与えるため、取付け位置の変更には注意が必要である。(B) 機首、機尾の斜め方向(45°、135°、225°、315°)に NDB 局があるとき誤差が大きくなるのは、ティルト誤差のためである。(C) 海岸線誤差は周波数が高くなるほど小さくなるため、実用上気にしなくてもよい。(D) 夜間誤差とは、夜間に電離層からの反射が強くなって受信電波に水平偏波成分が含まれることによりループの判別機能が低下して消音点が不鮮明となり生ずる誤差である。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(A)(D)の二つです。 (A)正しい。四分円誤差は、機体の金属構造で電波がゆがめられて生じる誤差で、ループ・アンテナの取付け位置によって大きさが変わります。取付け位置を変えると補正の量も変わるので注意が必要です。(B)誤り。機首・機尾から斜め45°などの方向に NDB 局があるとき誤差が大きくなるのは、四分円誤差の特徴です。ティルト誤差ではありません。ティルト誤差は、機体が傾いた(バンクした)ときに生じる誤差です。(C)誤り。海岸線誤差(海岸線効果)は、電波が陸と海の境を横切るときに進む向きが曲げられて生じる誤差です。海岸付近を飛ぶときなどに注意が要るもので、実用上気にしなくてよいものではありません。(D)正しい。夜間は電離層からの反射波(空間波)が強くなり、水平偏波の成分が加わるので、ループの消音点が不鮮明になって誤差が生じます。これを夜間誤差(夜間効果)といいます。
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【ADF の主な誤差】 四分円誤差 機体構造による。45°方向で大きい ティルト誤差 バンク中に生じる 海岸線誤差 海岸線で電波が曲げられる 夜間誤差 夜間の空間波による

出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(回転翼) 電子装備品等 問16(国土交通省 公表)出典元ページ

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