揚力発生の原理に関係する法則とその説明の組み合わせで次のうち誤っているものはどれか。…
機体 第3問
揚力発生の原理に関係する法則とその説明の組み合わせで次のうち誤っているものはどれか。
- (1)ベルヌーイの定理:1 つの流れの中において、全圧と動圧の差は常に一定である。
- (2)連続の法則:同一管内を連続して流れる流体は、管の径に関わらず単位時間内に通過する流体の量は常に等しい。
- (3)マグヌス効果:流体中を回転したボールが飛行すると飛行速度とボールの回転速度の関係から飛行方向が曲げられる現象。
- (4)コアンダ効果:流体を凸曲面に沿って高速で流すと流体はその曲面に沿って流れようとする現象。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
ベルヌーイの定理は、1つの流れの中で「静圧と動圧の和(全圧)が一定」であることを表します。式では、静圧をP、密度をρ、流速をVとして P+½ρV²=一定です。全圧と動圧の「差」は静圧で、流速が変われば静圧も変わるので一定にはなりません。
【ほかの選択肢】
(2) 連続の法則の説明のとおりです 正しい
(3) マグヌス効果の説明のとおりです。回転する球や円柱の両側で流速に差ができ、圧力差で進路が曲がります 正しい
(4) コアンダ効果の説明のとおりです。曲面に沿って流れが曲がることで、翼上面の流れが下向きに曲げられます 正しい
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【揚力との関係】
翼の上面では流速が速く静圧が下がり、下面では流速が遅く静圧が高くなります。この圧力差が揚力です。「全圧=静圧+動圧=一定」と、和で覚えておけば、差とする記述を見抜けます。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(回転翼) 機体 問3(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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