6 歳の女児。公園で転倒し、骨折の診断で同日緊急手術を受けた。術後のエックス線写真(別冊No. 4)を別に示す。術後の患…

午後 第8問

6 歳の女児。公園で転倒し、骨折の診断で同日緊急手術を受けた。術後のエックス線写真(別冊No. 4)を別に示す。術後の患側上肢の理学療法で正しいのはどれか。

理学療法士 2023年(令和5年) 第8問の写真
正答 (4)
正答は (4)。仮骨が形成されてから肘関節の可動域練習を開始します。 6歳の転倒による肘の骨折で、エックス線写真では上腕骨の遠位(顆上部)に骨折があり、2本と1本の鋼線を交差させて固定されています。小児に多い上腕骨顆上骨折の経皮的鋼線固定と考えられます。術後はギプスなどでしばらく固定し、エックス線で仮骨ができて骨折部が安定したことを確かめてから、肘関節の自動運動を中心に可動域練習を始めます。 【ほかの選択肢】 (1) 術後1週は骨折部が不安定で、筋力増強運動には早すぎる 誤り (2) 強い他動運動は骨化性筋炎を起こすおそれがあり、自動運動を優先する 誤り
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(3) 肩関節は骨折部から離れており、固定中でも早期から動かせる。術後2週まで待つ必要はない 誤り (5) 術後の急激な痛みは、コンパートメント症候群(Volkmann拘縮の前段階)の徴候のことがある。運動を続けず、すぐに医師に報告する 誤り 【コンパートメント症候群の5つの P】 Pain(痛み)、Pallor(蒼白)、Paresthesia(感覚異常)、Paralysis(麻痺)、Pulselessness(脈拍の消失) 特に、指を他動的に伸ばしたときの強い痛みに注意します。

出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問8(厚生労働省 公表)出典元ページ

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