20 歳の男性。1 か月前に転倒し、疼痛は軽減したが右膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。この検査の…

午後 第9問

20 歳の男性。1 か月前に転倒し、疼痛は軽減したが右膝関節の不安定感があり来院した。実施した検査を図に示す。この検査の対象はどれか。ただし、矢印は検査者が力を加えた方向を示す。

理学療法士 2025年(令和7年) 第9問の図
正答 (2)
正答は (2)。この検査の対象は後十字靱帯です。 【図の見方】 背臥位で膝関節を約90度屈曲させ、足底を台に着けた肢位で、検査者が脛骨の近位部を両手で持ち、矢印のように脛骨を後方へ押しています。後方引き出しテストです。 後十字靱帯は、脛骨が大腿骨に対して後方へずれるのを止めます。損傷していると、脛骨が後方へ大きく動きます。膝を90度曲げた背臥位で横から見ると、脛骨の近位部が重力で後ろへ落ち込んでみえる sagging 徴候も、後十字靱帯損傷の所見です。 【ほかの選択肢】 (1) 前十字靱帯 脛骨を前方へ引き出す前方引き出しテストや Lachman テストで調べる 誤り
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(3) 内側側副靱帯 膝に外反の力を加える外反ストレステストで調べる 誤り (4) 外側側副靱帯 内反ストレステストで調べる 誤り (5) 内側半月板 McMurray テストや Apley テストで調べる 誤り 【受傷の機序】 後十字靱帯は、膝を曲げた状態で脛骨の前面を強く打つ (ダッシュボード損傷、膝からの転倒)ことで損傷しやすく なります。

出典:2025年(令和7年) 理学療法士国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ

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