70 歳の男性。Parkinson 病。Hoehn &Yahr の重症度分類ステージⅢ。歩行時にたびたびすくみ足や小刻み…
午後 第11問
70 歳の男性。Parkinson 病。Hoehn &Yahr の重症度分類ステージⅢ。歩行時にたびたびすくみ足や小刻み歩行からの突進を生じる。この患者の歩行練習で適切なのはどれか。
- (1)直線上を継ぎ足歩行する。
- (2)できるだけ歩行速度を上げる。
- (3)簡単な計算をしながら歩行する。
- (4)等間隔の線を踏みながら歩行する。
- (5)足首に重錘バンドをつけて歩行する。
正答 (4)
正答は (4)。等間隔の線を踏みながら歩行します。
Parkinson 病のすくみ足は、床に引いた線や一定のリズムの音など、外からの手がかり(外的キュー)を使うと改善しやすいことが知られています。等間隔の線をまたぐように歩くと、歩幅が保たれ、小刻み歩行や突進も起こりにくくなります。視覚的キューを使った歩行練習です。
【ほかの選択肢】
(1) 直線上を継ぎ足歩行 支持基底面が狭くなり、姿勢反射障害のある患者では転倒の危険が高い 誤り
(2) できるだけ速度を上げる 突進を強め、転倒につながる 誤り
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(3) 計算をしながら歩行 二重課題で注意がそれると、すくみ足は悪化しやすい 誤り
(5) 重錘バンドをつけて歩行 足が上がりにくくなり、すり足やすくみを悪くする。小脳性の運動失調に使われることがある方法 誤り
【外的キューの例】
視覚 床の線、テープ、L字杖のバー
聴覚 メトロノーム、手拍子、号令
リズムに合わせる練習は自宅でも続けやすい方法です。
出典:2025年(令和7年) 理学療法士国家試験 問11(厚生労働省 公表)出典元ページ
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