次の記述は、半導体材料のSi(シリコン)について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から…
無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-10
次の記述は、半導体材料のSi(シリコン)について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 抵抗率は、常温付近では温度が[A]と一般に小さくなる。(2) アクセプタと言われるインジウム(In)やガリウム(Ga)を混入すると、[B]形半導体になる。(3) 結合及び結晶構造は、[C]結合でダイヤモンド構造である。
- (1)A: 上がる B: P C: 共有
- (2)A: 上がる B: P C: イオン
- (3)A: 上がる B: N C: 共有
- (4)A: 下がる B: P C: イオン
- (5)A: 下がる B: N C: イオン
正答 (1)
正答は (1)。Siの抵抗率は温度が上がると小さくなり、3価のIn・Gaを混ぜるとP形、結合は共有結合です。
A:半導体は温度が上がると価電子帯から伝導帯へ移る電子(とその正孔)が増え、抵抗率が小さくなります(負の温度係数)。「上がる」
B:In・Ga は3価の元素で、4価のSiの結合に正孔を作るアクセプタです。正孔が多数キャリアのP形になります。「P」
C:Si原子は隣の4つの原子と価電子を共有して結びつく共有結合で、ダイヤモンド構造をとります。「共有」
【ほかの選択肢】
(2) (4) (5) イオン結合は食塩などの結晶の結合です
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(3) N形にするのは5価のリン(P)やヒ素(As)などのドナーです
(4) (5) 温度が下がると抵抗率は大きくなります
【見分け方】
金属は温度が上がると抵抗が増え、半導体は減ると対で覚えます。
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-10(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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