精度管理法で正しいのはどれか。…
午前 第3問
精度管理法で正しいのはどれか。
- (1)精密さは真の値からの偏りの程度をいう。
- (2)マルチルール管理図法は患者検体を用いる。
- (3)2 シグマ法での管理では統計学的に10 回に1 回は外れ値が出現する。
- (4)管理試料の測定値が3 点連続して上昇傾向を示した場合をシフト現象という。
- (5)X(bar)-R 管理図法のR は日内の管理試料の測定値の最大値と最小値の差である。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
x̄-R 管理図法では、管理試料を1日に複数回(たとえば2回)測定し、その平均値 x̄ を x̄ 管理図に、測定値の最大値と最小値の差(範囲)R を R 管理図に記入します。x̄ 管理図は日ごとの系統的な変動(正確さ)を、R 管理図は日内のばらつき(精密さ)を監視します。
【ほかの選択肢】
(1) 精密さは真の値からの偏りの程度 精密さは、同じ試料をくり返し測ったときの値のばらつきの小ささです。真の値からの偏りの小ささは真度(正確さ)です 誤り
(2) マルチルール管理図法は患者検体を用いる 管理試料を測定し、複数の判定規則(1₃s、2₂s、R₄s など)を組み合わせて判断します。患者検体を使う方法には、患者データの平均を見る方法などが別にあります 誤り
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(3) 2シグマ法では10回に1回外れ値が出る 正規分布では平均±2SD の外に出る確率は約5%で、およそ20回に1回です 誤り
(4) 3点連続して上昇傾向をシフト現象という 一方向へ連続して上昇(または下降)していくのはトレンド(傾向)です。シフトは、ある時点から値が平均の片側へ段差のように移って続く現象です。また3点程度の連続では判定しません 誤り
出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問3(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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