65 歳の男性。3 年前から右手に振戦がみられるようになり、体の動きが固く、すくみ足がみられ、表情も乏しくなっていった。…

午前 第13問

65 歳の男性。3 年前から右手に振戦がみられるようになり、体の動きが固く、すくみ足がみられ、表情も乏しくなっていった。日常生活の支障に対して作業療法が処方されたが、本人は何かと理由をつけてなかなか参加せず、無為に過ごす様子が目立ってきた。この患者の治療方針を検討する際に、評価すべき精神医学的な合併症として最も重要なのはどれか。

正答 (1)
正答は (1)。うつ病です。 右手の振戦、筋強剛、すくみ足、仮面様顔貌があり、Parkinson 病が考えられます。Parkinson 病では、うつ(抑うつ)を合併することが多く、意欲の低下(アパシー)も目立ちます。理由をつけて作業療法に参加せず、無為に過ごしている様子は、うつの合併を疑う手がかりです。うつは生活の活動量やリハビリテーションへの参加に影響するため、治療方針を考える際にまず評価すべき合併症です。 【ほかの選択肢】 (2) 解離性障害は、Parkinson 病の代表的な合併症ではない 誤り
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(3) 強迫性障害も、代表的な合併症とはいえない 誤り (4) 身体表現性障害は、身体の疾患で説明できない症状を訴える障害。この例は身体の疾患がはっきりある 誤り (5) 統合失調症は、Parkinson 病の合併症ではない 誤り 【Parkinson 病の非運動症状】 うつ、アパシー、不安、睡眠障害、便秘・起立性低血圧などの自律神経症状、認知機能の低下、幻視などがあります。

出典:2023年(令和5年) 作業療法士国家試験 問13(厚生労働省 公表)出典元ページ

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