62 歳の男性。畑で野焼き中に熱傷になったため救急車で搬入された。搬入時の両下肢の熱傷部位(別冊No. 5)を別に示す。…
午前 第11問
62 歳の男性。畑で野焼き中に熱傷になったため救急車で搬入された。搬入時の両下肢の熱傷部位(別冊No. 5)を別に示す。全身の熱傷面積は35 % である。熱傷で正しいのはどれか。
- (1)疼痛評価が必要である。
- (2)熱傷深度はⅠ度である。
- (3)全身症状の観察は必要ない。
- (4)気道熱傷は予後因子ではない。
- (5)熱傷面積は予後因子ではない。
正答 (1)
正答は (1)。正しいのはこれです。
写真では、下の脚の下腿は黒く焦げたように変色し、上方は赤くただれて皮がむけています。上の脚も赤い皮膚に水疱の破れた跡がみられます。黒く硬い部分は神経まで焼けたⅢ度、赤くただれた部分はⅡ度と考えられます。Ⅱ度の熱傷は強い痛みを伴い、処置やリハビリでも痛みが問題になるため、疼痛の評価は欠かせません。
【ほかの選択肢】
(2) Ⅰ度は赤くなるだけの表皮の熱傷。写真はⅡ〜Ⅲ度 誤り
(3) 熱傷面積35%は重症で、脱水によるショックや感染などの全身状態を厳重に観察する必要がある 誤り
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(4) 気道熱傷は呼吸不全につながり、重要な予後因子 誤り
(5) 熱傷面積は年齢とともに最も重要な予後因子。熱傷予後指数(PBI)は年齢と熱傷指数の和 誤り
【熱傷の深さの見分け方】
Ⅰ度 赤くなるだけ、痛みあり、跡を残さず治る
Ⅱ度 水疱ができる、強い痛み
Ⅲ度 白や黒に変色して硬い、痛みを感じにくい
出典:2024年(令和6年) 作業療法士国家試験 問11(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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