68 歳の女性。くも膜下出血後の四肢麻痺のため作業療法を行っている。現在、四肢の麻痺は、ほぼ認めない。高次脳機能障害が残…

午後 第7問

68 歳の女性。くも膜下出血後の四肢麻痺のため作業療法を行っている。現在、四肢の麻痺は、ほぼ認めない。高次脳機能障害が残存しMMSE を実施した。結果(別冊No. 1)を別に示す。次に行う検査で最も優先されるのはどれか。

作業療法士 2024年(令和6年) 第7問の図(1/2)作業療法士 2024年(令和6年) 第7問の図(2/2)
正答 (3)
正答は (3)。BIT が最も優先されます。 MMSE は24点ですが、誤りの内容に注目します。「眼を閉じなさい」の文を読む課題では、右端の「なさい」だけを読んでいます。図形の模写では、重なった五角形のうち右側の一部しか描かれていません。いずれも左側を見落とした結果と考えられ、左半側空間無視が疑われます。次はその有無と程度を調べるBIT(行動性無視検査)を優先します。 【ほかの選択肢】 (1) AMPS ADL・IADL の運動と処理の技能を課題の観察で評価する 誤り (2) BADS 遂行機能の検査 誤り
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(4) RBMT 日常生活に近い記憶の検査。物品名の遅延再生は3つとも正解しており、記憶はいま優先されない 誤り (5) VPTA 視知覚の検査(標準高次視知覚検査)。見落としの偏りを調べるには BIT が先 誤り 【MMSE の誤りの「内容」を読む】 合計点だけでなく、どの項目でどう間違えたかを見ると、次に行う検査の手がかりになります。

出典:2024年(令和6年) 作業療法士国家試験 問7(厚生労働省 公表)出典元ページ

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