80 歳の男性。糖尿病で治療中。意識混濁と呂律緩慢のため救急車で搬入された。初診時の心電図(別冊No. 2A)と頭部MR…

午後 第8問

80 歳の男性。糖尿病で治療中。意識混濁と呂律緩慢のため救急車で搬入された。初診時の心電図(別冊No. 2A)と頭部MRI 拡散強調像(別冊No. 2B)を別に示す。この疾患の再発予防に使用される最も適した薬剤はどれか。

作業療法士 2024年(令和6年) 第8問の図(1/2)作業療法士 2024年(令和6年) 第8問の図(2/2)
正答 (3)
正答は (3)。抗凝固薬です。 心電図(Ⅱ誘導)では、R 波の間隔が不規則で、はっきりした P 波がなく、基線が細かく揺れています。心房細動の所見です。MRI 拡散強調像では、左大脳半球の中大脳動脈の領域に白く写る(高信号の)新しい梗塞がみられ、呂律の悪さとも合います。心房細動で左心房にできた血栓が飛んで起こる心原性脳塞栓症と考えられ、再発予防には抗凝固薬を使います。現在は、ワルファリンに比べて頭蓋内出血が少ない直接経口抗凝固薬(DOAC)が広く使われています。 【ほかの選択肢】 (1) 硝酸薬 狭心症の発作や予防に使う 誤り
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(2) β遮断薬 心拍数の調節などに使うが、塞栓の予防にはならない 誤り (4) ステロイド薬 炎症や免疫の病気に使う 誤り (5) 抗てんかん薬 けいれんの予防に使う 誤り 【脳梗塞の型と再発予防の薬】 心原性脳塞栓症 抗凝固薬 アテローム血栓性脳梗塞・ラクナ梗塞 抗血小板薬

出典:2024年(令和6年) 作業療法士国家試験 問8(厚生労働省 公表)出典元ページ

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