次の記述のうち,入院中の行動制限に関し,「精神保健福祉法」に基づく厚生労働大臣が定める基準として,正しいものを2 つ選び…
精神疾患とその治療 第10問
次の記述のうち,入院中の行動制限に関し,「精神保健福祉法」に基づく厚生労働大臣が定める基準として,正しいものを2 つ選びなさい。(注) 「精神保健福祉法」とは,「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。
- (1)病状に応じて,できる限り早期に患者に面会の機会を与える。
- (2)通信は基本的に自由であることを,患者や家族等に文書や口頭で伝える。
- (3)任意入院では,閉鎖病棟で処遇することは禁止されている。
- (4)12 時間を超えない隔離は,看護師の判断で実施できる。
- (5)身体的拘束を実施中,医師の診察は毎日1 回とされている。
正答 (1)(2)
正答は (1)と(2)。正しいのはこの2つです。
精神保健福祉法第37条第1項に基づく基準(昭和63年厚生省告示第130号)の内容です。
(1) 面会は、患者の病状に応じてできる限り早期に機会を与えるべき
とされ、入院直後に一律に面会を禁止する措置はとらないこととされています。
(2) 通信・面会は基本的に自由であることを、文書または口頭で
患者と家族等に伝えることとされています。
【ほかの選択肢】
(3) 任意入院者は原則として開放的な環境で処遇しますが、
医師の判断で開放処遇を制限することができます(その場合はおおむね72時間以内に精神保健指定医が診察)。禁止されているわけではありません。 誤り
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(4) 12時間を超えない隔離は、精神保健指定医でない医師の
判断で行えます。看護師の判断ではできません。 誤り
(5) 隔離中は医師が原則として少なくとも毎日1回診察しますが、
身体的拘束中は医師が頻回に診察を行うこととされています。
誤り
【覚え方】
12時間を超える隔離・身体的拘束 …… 精神保健指定医の判断
12時間を超えない隔離 …… 医師の判断でも可
出典:精神保健福祉士国家試験 第26回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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