6 月のある日,大学のキャンパスソーシャルワーカーであるG精神保健福祉士のところに,留学生のHさん(1 年生)が留学生支…

精神保健福祉相談援助の基盤 第24問

6 月のある日,大学のキャンパスソーシャルワーカーであるG精神保健福祉士のところに,留学生のHさん(1 年生)が留学生支援センターの職員に付き添われやって来て,面接することとなった。生気のない様子のHさんはぽろぽろ涙をこぼしながら,「日本の大学に憧れて留学したが,同級生との会話は早すぎてついて行くことができない。授業の内容があまり理解できずに困っている。アパートの隣人からはゴミの分別について強い口調で注意され悲しい気持ちになった。母国にいる家族の期待を考えると苦しくて,もうどうしたらよいか分からない」と訴えた。次の記述のうち,この面接場面においてG精神保健福祉士が優先すべき対応として,適切なものを1 つ選びなさい。

正答 (5)
正答は (5)。適切なのはこれです。 Hさんは、言葉の壁、授業の理解、隣人とのトラブル、家族の期待という複数の悩みを抱え、涙をこぼしながら「もうどうしたらよいか分からない」と訴えています。初めての面接でまず大切なのは、Hさんの気持ちを受け止めながらゆっくり話を聞き、絡み合った問題を一緒に整理することです。整理を通して、何から取り組むかをHさん自身と決めていくことができます。 【ほかの選択肢】 (1) 話しかけ方の練習は、問題の一部への具体的な対処で、 整理の前に提案するのは早すぎます。 誤り
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(2) 授業の問題だけに焦点を絞ってしまい、Hさんの訴え全体を 受け止めることになりません。 誤り (3) 転居は隣人との問題への対処の一つにすぎず、Hさんの 意向を確かめないまま勧めるのは適切ではありません。 誤り (4) 生気がなく涙を流す様子から気分の落ち込みが心配されますが、 面接の最初から受診を促すより、まず話を聞いて状況を整理し、そのうえで必要性を一緒に考えるのが優先されます。 誤り

出典:精神保健福祉士国家試験 第26回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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