次のうち,国連総会で採択された「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」(1991 年)の内…
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 第39問
次のうち,国連総会で採択された「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」(1991 年)の内容として,正しいものを2 つ選びなさい。(注) 「精神疾患を有する者の保護及びメンタルヘルスケアの改善のための諸原則」の日本語訳は,厚生科学研究班の仮訳によるものである。
- (1)入院原則として,精神保健施設へのアクセスは他の疾患とは異なる方法で行われる。
- (2)患者の精神状態により,インフォームド・コンセントの権利を放棄するように求めたり,また放棄を勧めたりすることができる。
- (3)精神疾患を有するとの判定は,各国が独自に認めた医学的基準に即して行われるものとする。
- (4)不妊手術は,精神疾患の治療として,決してこれを行わないものとする。
- (5)すべての人は,可能な最善のメンタルヘルスケアを受ける権利を有する。
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。正しいのはこの2つです。
(4) 原則11(治療への同意)は、不妊手術を精神疾患の治療として
決して行ってはならないとしています。
(5) 原則1(基本的自由と基本的権利)は、すべての人は可能な最善の
メンタルヘルスケアを受ける権利を有するとしています。
【ほかの選択肢】
(1) 入院の原則(原則15)は、精神保健施設へのアクセスは、
ほかの疾患の施設と同じ方法で行われるとしています。
「異なる方法」ではありません。 誤り
(2) 原則11は、患者にインフォームド・コンセントの権利を
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放棄するよう求めたり勧めたりしてはならないとしています。
誤り
(3) 精神疾患を有するとの判定は、国際的に認められた医学的基準に
従って行うとされています(原則4)。各国が独自に認めた基準
ではありません。 誤り
【関連する知識】
この原則は「国連原則」「MI原則」とも呼ばれ、精神疾患をもつ人の権利と処遇の国際的な基準として参照されます。
出典:精神保健福祉士国家試験 第26回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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