次のうち,この時のLさんに対するAさんの役割を表すものとして,正しいものを1 つ選びなさい。…
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 第49問
〔事例〕Lさん(41 歳,男性)は,20 代で統合失調症と診断され,服薬を中断して体調を崩しては入退院を繰り返し,今回の入院となった。なかなか病状が安定しなかったが,入院して1 年が過ぎ安定してきた。病棟担当の精神保健福祉士は,Lさんから,「両親とも70 代で体調が悪いので,もう負担はかけられない。一人暮らしをして自立したいが,これまで家事は母親に任せきりだったため,いざ一人暮らしを考えると不安がある」と聞いた。そこで,地域移行支援を紹介し,利用することになった。後日,相談支援事業所のM精神保健福祉士とピアサポーターのAさんがLさんの元を訪れた。Aさんは,「僕も退院が不安だったけど,いろいろな助けを借りて一人暮らしができているし,好きなことに打ち込めて楽しいよ」と話し,自身の生活や利用しているサービスについて説明した。次のうち,この時のLさんに対するAさんの役割を表すものとして,正しいものを1 つ選びなさい。
- (1)セカンドオピニオン
- (2)アドボケーター
- (3)メディエーター
- (4)エデュケーター
- (5)ロールモデル
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
ロールモデルは、自分の目指す姿の手本となる人です。ピアサポーターのAさんは、退院への不安を抱えながらも支援を借りて一人暮らしを実現し、好きなことに打ち込んで楽しく暮らしている自分の経験を語りました。一人暮らしに不安を抱えるLさんにとって、Aさんは「自分もこうなれる」という見本であり、希望を示す存在になっています。
【ほかの選択肢】
(1) セカンドオピニオンは、診断や治療方針について、主治医とは
別の医師の意見を求めることです。 誤り
(2) アドボケーターは、本人の権利や意見を代弁・擁護する人です。
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Aさんは自分の経験を伝えており、Lさんの代弁はしていません。
誤り
(3) メディエーターは、対立する当事者の間に入って仲介・調停
する人です。 誤り
(4) エデュケーターは、知識や技術を教える人です。Aさんは
サービスについても説明していますが、ここでの中心は、自分の生活の姿を示して希望を伝えたことです。 誤り
出典:精神保健福祉士国家試験 第26回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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