精神科病院に勤務するJ精神保健福祉士は,栄養士と共同の発案で,糖尿病を合併している統合失調症の患者に対する6 か月間の運…
精神保健福祉に関する制度とサービス 第69問
精神科病院に勤務するJ精神保健福祉士は,栄養士と共同の発案で,糖尿病を合併している統合失調症の患者に対する6 か月間の運動・栄養指導の評価プログラムを,説明と同意の上で実施することとした。プログラムの開始前と終了時(6 か月後)の2 時点において,IDを付したプログラムへの参加者50 名の空腹時の血糖値を測定した。参加者における2 時点の血糖値の平均値に,統計的有意差があるかを検証するために,統計的手法を用いた。次のうち,用いた統計的手法として,適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)相関係数の算出
- (2)因子分析
- (3)リッカート法
- (4)対応のあるt検定
- (5)カイ二乗検定
正答 (4)
正答は (4)。適切なのはこれです。
同じ50名について、プログラムの開始前と6か月後の2時点で血糖値を測っています。同じ人の値を組にして比べるので「対応のあるデータ」です。2時点の平均値の差を検定するには、対応のあるt検定を使います。
【ほかの選択肢】
(1) 相関係数は、2つの変数の関連の強さを示すもので、
平均値の差の検定ではありません。 誤り
(2) 因子分析は、多くの変数の背後にある共通の因子を探る方法です。 誤り
(3) リッカート法は、「とてもそう思う」〜「まったくそう思わない」
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のような段階で回答を求める尺度の作り方です。 誤り
(5) カイ二乗検定は、度数(人数)の分布の偏りやクロス集計の
関連を調べる方法で、平均値の比較には使いません。 誤り
【見分け方】
同じ人を2回測って比べる …… 対応のあるt検定
別々の2群を比べる …… 対応のないt検定
出典:精神保健福祉士国家試験 第26回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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