次の記述のうち,離転職を繰り返す精神障害者に対して精神保健福祉士が行うナラティブアプローチとして,適切なものを1 つ選び…
ソーシャルワークの理論と方法(専門) 第30問
次の記述のうち,離転職を繰り返す精神障害者に対して精神保健福祉士が行うナラティブアプローチとして,適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)クライエント自身の職場適応の課題を細分化し整理して,短期集中で解決を図る。
- (2)クライエントの語りから,問題となった出来事と本人を切り離す。
- (3)クライエントの離転職にまつわる思い込みのストーリーにある誤りを指摘する。
- (4)クライエントとの対話を通して離転職要因を1 つに特定する。
- (5)離転職した経緯の語りから,成長を促すために機関で可能な支援の展開を図式化する。
正答 (2)
正答は (2)。適切なのはこれです。
ナラティブアプローチは、ホワイトとエプストンらが発展させた方法で、人を支配している否定的な物語(ドミナント・ストーリー)に代わる、新しい物語(オルタナティブ・ストーリー)を共に作っていきます。その技法の一つが「外在化」で、問題を本人の性格などの内側にあるものとせず、本人から切り離して扱います。「問題が人を困らせている」と捉え直すことで、本人が問題に向き合いやすくなります。
【ほかの選択肢】
(1) 課題を細分化し、短期集中で解決を図るのは、
課題中心アプローチです。 誤り
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(3) 思い込みの誤りを指摘するのは、認知の修正を図る認知行動療法の
考え方に近く、ナラティブアプローチではありません。 誤り
(4) 要因を1つに特定するのは、原因を探る考え方で、本人の語りから
新しい意味を見いだすナラティブアプローチとは異なります。 誤り
(5) 機関でできる支援を図式化するのは、支援者側の計画づくりで、
本人の物語に焦点を当てるものではありません。 誤り
出典:精神保健福祉士国家試験 第27回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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