ある日,精神科病院に勤務するA精神保健福祉士は,週明けに行われた担当病棟の看護部の申し送りで,3 か月前に入院した患者B…

精神保健福祉の原理 第19問

ある日,精神科病院に勤務するA精神保健福祉士は,週明けに行われた担当病棟の看護部の申し送りで,3 か月前に入院した患者Bさん(30 代,男性)の祖父が亡くなったことを知った。Bさんは幼い時に両親が離婚し,その後は母親の実家で育てられ,祖父を大変慕っていた。先週末に母親から病棟スタッフへ電話があり「本来はBも葬儀に参列するべきであるが,祖父が亡くなったことへのショックや,慌ただしい葬儀への立会いの負担が病状に影響を与えるかもしれず,家族としても対応を決めかねている」とのことであった。そこで両者で検討の末,ようやく病状が落ち着いてきたBさんには,今は知らせずに葬儀を執り行うことを決定したとのことであった。申し送りでその報告を聞いたA精神保健福祉士は,家族の気持ちは理解できるものの,一連の対応に何か釈然としないものを感じた。次のうち,Bさんに対する周囲の一連の対応を象徴するものとして,適切なものを1 つ選びなさい。

正答 (1)
正答は (1) です。 選択肢(1)「パターナリズム」が正答として示されています。

精神保健福祉士国家試験 第28回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)

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