ソーシャルワークの援助関係に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
相談援助の理論と方法 第106問
ソーシャルワークの援助関係に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)共感的理解とは,クライエントの世界を,あたかもソーシャルワーカーも体験したかのように理解することである。
- (2)目的志向性とは,クライエントを意図的に導くことにより,ソーシャルワーカーの自己覚知を促進することである。
- (3)パターナリズムとは,ソーシャルワーカーの権威と自由裁量を否定し,対等な立場を重視した援助関係のことである。
- (4)受容とは,クライエントの逸脱した態度や行動に対しても,同調した上で,それを許容することである。
- (5)ソーシャルワーカーの自己開示とは,クライエントの行動や感情における矛盾を指摘することである。
正答 (1)
正答は (1)。最も適切なのはこれです。
共感的理解は、ロジャーズがカウンセラーの態度条件の一つとして示したもので、クライエントの内面の世界を、あたかも自分自身のものであるかのように感じ取りながら、その「あたかも」という性質を失わずに理解することです。
【ほかの選択肢】
(2) 目的志向性は、援助関係が、クライエントの課題の解決という
目的に向けて意図的に結ばれる関係であることを指します。
ワーカーの自己覚知の促進が目的ではありません。 誤り
(3) パターナリズムは、本人の利益のためとして、専門職などが本人の
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意思にかかわらず介入・決定する考え方で、権威に基づく
関係です。対等な立場を重視するものではありません。 誤り
(4) 受容は、クライエントをあるがままに受け止めることです。
逸脱した態度や行動に同調し、許容することではありません。
誤り
(5) 自己開示は、ワーカーが自身の経験や感情をクライエントに
伝えることです。矛盾を指摘するのは直面化です。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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