事例を読んで,N市社会福祉協議会のM職員(社会福祉士)の対応として,適切なものを2 つ選びなさい。…
相談援助の理論と方法 第114問
事例を読んで,N市社会福祉協議会のM職員(社会福祉士)の対応として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕N市社会福祉協議会は,N市から避難行動要支援者への支援に関して委託事業を受けている。Mは,その事業のコーディネート役を担当しており,N市が海岸線の近くにあり,高台が少ないことから,大地震の際の津波などによる被害を心配している。Mは,日頃から「備えあれば憂いなし」と周りの職員たちに言い,避難行動要支援者を中心にした,平常時からのネットワーキングがN市には必要と考えて,支援活動をしている。
- (1)近隣の住民に声をかけ,避難行動要支援者と一緒に避難訓練を行う。
- (2)災害発生に備えて,避難行動要支援者名簿を地域の全戸に配布する。
- (3)自力で避難できるよう,避難行動要支援者を個別に訪問して指導する。
- (4)避難支援等関係者よりも,避難行動要支援者の安全確保を最優先するよう関係者に指示する。
- (5)避難支援等関係機関と一緒に福祉避難所を確認する機会をもつ。
正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。適切なのはこの2つです。
Mさんは、平常時から避難行動要支援者を中心としたネットワークをつくることが必要だと考えています。
(1) 近隣住民に声をかけ、避難行動要支援者と一緒に避難訓練を行うと、
支援する人とされる人が顔見知りになり、いざという時に助け合える関係が平常時から築けます。
(5) 避難支援等関係機関と一緒に福祉避難所を確認しておくことも、
関係機関との連携を平常時から深める取組です。
【ほかの選択肢】
(2) 避難行動要支援者名簿は個人情報で、平常時に提供できるのは、
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本人の同意(または条例の定め)のもとで、避難支援等関係者に限られます。地域の全戸に配布するのは不適切です。 誤り
(3) 避難行動要支援者は、自力での避難が難しい人です。個別に
指導して自力で避難させるという考え方は、支援の趣旨に合いません。 誤り
(4) 国の取組指針では、避難支援等関係者本人やその家族の安全を
確保することが大前提とされています。要支援者の安全を最優先
するよう指示するのは不適切です。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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