事例を読んで,地域包括支援センターの社会福祉士によるJさんの長女への助言として,適切なものを2 つ選びなさい。…
高齢者に対する支援と介護保険制度 第128問
事例を読んで,地域包括支援センターの社会福祉士によるJさんの長女への助言として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕自宅で一人暮らしのJさん(82 歳,男性)は,脳梗塞の後遺症により軽い左片麻痺があり,要支援1 の認定を受けているが介護保険サービスは利用していない。2か月前に買物に行こうとして玄関先で転倒し,軽傷ですんだものの,それ以来自宅から出ようとしなくなった。近隣に住んでいる長女は,週に2 ,3 度自宅を訪れ,買物や掃除・洗濯を手伝ってきた。しかし,「父は一人で大丈夫というが,むせることもあり食事量が減ってきて心配です。父はどのようなサービスが利用できますか」と地域包括支援センターに相談に来た。
- (1)看護小規模多機能型居宅介護の利用
- (2)介護老人福祉施設への入所
- (3)介護予防通所リハビリテーションの利用
- (4)短期入所生活介護の利用
- (5)管理栄養士による介護予防居宅療養管理指導の利用
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。適切な助言はこの2つです。
Jさんは要支援1で、転倒後に外出しなくなり、むせることがあって食事量も減っています。閉じこもりによる心身の機能の低下と、低栄養のおそれが課題です。
(3) 介護予防通所リハビリテーションでは、運動機能の向上のほか、
栄養改善や口腔機能の向上の支援も受けられ、外出の機会にもなります。要支援者が利用できるサービスです。
(5) 管理栄養士による介護予防居宅療養管理指導は、通院が困難な
要支援者の自宅で、医師の指示に基づき栄養の管理や助言を行うものです。食事量の減少やむせへの対応に役立ちます。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ほかの選択肢】
(1) 看護小規模多機能型居宅介護は、要介護者が対象で、
要支援者は利用できません。 誤り
(2) 介護老人福祉施設は、原則として要介護3以上が対象です。 誤り
(4) 短期入所生活介護は要介護者のサービスで、要支援者は
介護予防短期入所生活介護になります。また、Jさんの課題は在宅での生活機能の維持と栄養で、短期入所は助言の内容として合いません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
スポンサーリンク

