事例を読んで,M相談支援専門員(社会福祉士)がこの段階で行う支援として,適切なものを2 つ選びなさい。…
障害者に対する支援と障害者自立支援制度 第62問
事例を読んで,M相談支援専門員(社会福祉士)がこの段階で行う支援として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕軽度の知的障害があるAさん(22 歳)は,両親と実家で暮らしている。特別支援学校高等部を卒業後,地元企業に就職したが職場に馴染めず3 か月で辞めてしまい,その後,自宅に引きこもっている。最近,Aさんは学校時代の友人が就労継続支援B型を利用していると聞き,福祉的就労に関心を持ち始めた。Aさんと両親は,市の相談窓口で紹介されたW基幹相談支援事業所に行き,今後についてM相談支援専門員に相談した。
- (1)友人と自分を比べると焦りが生じるため,自身の将来に集中するように助言する。
- (2)一般企業で働いた経験があるので,再度,一般就労を目指すよう励ます。
- (3)地域にある就労継続支援B型の体験利用をすぐに申し込むよう促す。
- (4)Aさん自身がどのような形の就労を望んでいるかAさんの話を十分に聞く。
- (5)Aさんの日常生活の状況や就労の希望について,両親にも確認する。
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。この段階で行う支援はこの2つです。
Aさんは、一般就労で職場になじめず退職し、その後引きこもっていて、友人の話から福祉的就労に「関心を持ち始めた」ところです。まだ本人の意向がはっきり固まっていない、相談の初期の段階です。
(4) まずAさん自身がどのような働き方を望んでいるのかを、
十分に聞き取ることが基本です。
(5) 両親と同居しているので、日常生活の様子や就労への希望について
両親にも確認し、家族の状況も含めてアセスメントします。
【ほかの選択肢】
(1) 友人と比べないよう助言するのは、福祉的就労に関心を持った
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きっかけ(友人の話)を否定することになり、本人の思いを聞く前に方向づけてしまいます。 誤り
(2) 一般就労で職場になじめず辞めた経験があるのに、本人の意向を
確かめずに一般就労を目指すよう励ますのは不適切です。 誤り
(3) 本人の希望や生活の状況を確かめる前に、すぐに体験利用を
申し込むよう促すのは、この段階では早すぎます。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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