「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン(2018 年(平成30 年)改訂版)」(厚生労働省…

保健医療サービス 第76問

「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン(2018 年(平成30 年)改訂版)」(厚生労働省)に沿った対応の方針として,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕Gさん(72 歳)は,妻(70 歳)と二人暮らし。10 年前より筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断を受け,在宅で療養を続けてきた。診断を受けた当初,「人工呼吸器は装着せずに,自宅で自然な状態で最期を迎えたい」と言っていた。1 か月前から言語の表出,自発呼吸が困難となり,人工呼吸器の装着について検討することとなった。

正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。 このガイドラインでは、医療・ケアの方針は、医療・ケアチームが本人と十分に話し合い、本人の意思決定を基本として決めるとしています。本人の意思は時間の経過や心身の状態の変化で変わり得るため、繰り返し話し合うことが大切です。Gさんは言葉による表出は難しくなっていますが、意思そのものが失われたわけではありません。本人、家族、医療・ケアチームで話し合う場を設けるのが適切です。 【ほかの選択肢】 (1) 診断当初の意思は大切な手がかりですが、10年が経ち状況も 変わっています。当初の意思をそのまま優先するのではなく、いまの意思を改めて確かめる必要があります。 誤り
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(2) 家族の判断を本人の意思より優先するのは不適切です。家族は 本人の意思を推定する役割を担うことはありますが、まず本人との話し合いが基本です。 誤り (4) 方針は話し合いによって決めるもので、家庭裁判所に判断を 求める仕組みではありません。話し合いで合意できない場合は、複数の専門家からなる話し合いの場(委員会など)を設けて検討するとされています。 誤り (5) 医師が一人で決めるのではなく、医療・ケアチームとして、 本人の意思を尊重して判断します。 誤り

出典:社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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