次の事例を読んで,福祉事務所に勤務するK職員(社会福祉士)が取り組む様々な対応のうち,メゾレベルの対応として,適切なもの…
相談援助の基盤と専門職 第92問
次の事例を読んで,福祉事務所に勤務するK職員(社会福祉士)が取り組む様々な対応のうち,メゾレベルの対応として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕L民生委員は,Mさん(45 歳)の件で市の福祉事務所を訪れ,Kに相談をした。Mさんは勤め先を3 年前に人員整理で解雇されてからは仕事をせず,親が残してくれた自宅で一人,昼夜逆転の生活をしているとのことであった。現時点では,Mさんには緊急の要保護性は感じられないが,仕事をしておらず,生活費が底をつく心配がある。Mさんは「今すぐに仕事をする自信はないが,今後に備えて相談をしたい」と望んでおり,Mさんの了解のもとに相談に訪れたとのことであった。
- (1)中高年を対象とする就労支援制度の課題を,所属機関を通して国に提示する。
- (2)相談意欲のあるMさんと相談援助の関係を樹立する。
- (3)Mさんに対して,生活費を確保するために,不動産担保型生活資金を検討するよう勧める。
- (4)市内の事業所に対して,Mさんのような中高年者が利用可能な自立相談支援に関する事業の実施状況の情報を収集する。
- (5)L民生委員からの情報をもとに,同様の事例に関する今後の支援について,所内で検討する。
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5) です。
この設問は「適切なもの」を選ぶ形式です。つまり 「市内の事業所に対して,Mさんのような中高年者が利用可能な自立相談支援に関する事業の実施状況の情報を収集する。」と「L民生委員からの情報をもとに,同様の事例に関する今後の支援について,所内で検討する。」の2つが正しい内容で、残りの選択肢には誤りが含まれています。
社会福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)
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