職場における人間関係や意思決定に関する課題が生じたときに,その原因を理解したうえで,対応策を考えることが重要である。次の…
心理学と心理的支援 第8問
職場における人間関係や意思決定に関する課題が生じたときに,その原因を理解したうえで,対応策を考えることが重要である。次の記述のような課題が職場で生じたときに,社会的抑制による事例として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)上司があまり成長を期待していなかった職員よりも,期待をしていた職員の方が次第に業績が向上するようになった。
- (2)会議中,本当は反対したかったが,他の多くの参加者が賛成したので賛成してしまった。
- (3)一人で考えていた内容よりも,全員が参加した会議で決めた内容の方が極端な結論になった。
- (4)上司が仕事上の指導をするときに非常に近い距離まで接近してくるため,強い不快感が生じた。
- (5)個室で一人で作業に取り組んだときよりも,大勢が一緒にいる部屋で取り組んだときの方が,他人の目が気になって効率が悪くなってしまった。
正答 (5)
正答は (5)。最も適切なのはこれです。
社会的抑制は、他者がいることで作業の成績が下がる現象です。反対に、他者がいることで成績が上がる現象を社会的促進といいます。慣れた簡単な作業では促進が、不慣れで難しい作業では抑制が起こりやすいとされます。大勢の部屋で他人の目が気になって効率が落ちたのは、社会的抑制の例です。
【ほかの選択肢】
(1) 期待をかけられた人の成績が伸びるのは、
ピグマリオン効果です。 誤り
(2) 周りの多数の意見に合わせて自分の意見を変えるのは、
同調です。 誤り
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(3) 集団で話し合うと、個人で考えるより極端な結論に
なりやすいのは、集団極性化です。 誤り
(4) 他人に近づかれると不快に感じる、自分のまわりの
空間をパーソナルスペースといいます。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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