事例を読んで,退院を控えたAさんに対する福祉事務所の現業員(社会福祉士)の説明に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ…
貧困に対する支援 第102問
事例を読んで,退院を控えたAさんに対する福祉事務所の現業員(社会福祉士)の説明に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕Aさん(26 歳)は,両親を早くに亡くし,児童養護施設に入所した。退所後は就職した会社の寮に入っていたが病気のため退職し,入院治療となった。収入は途絶え預貯金もなくなったため,生活保護を受けて療養していたところ,医師はそろそろ退院でき,後遺症も残らないという。Aさんは,退院後は地域で生活したいが,仕事や住まいに不安が大きいため,病院のソーシャルワーカーに相談したところ,現業員を交えて3 人で話し合いをすることになった。
- (1)「退院したら治療が必要なくなるので,医療扶助は廃止になります」
- (2)「アパートを借りる場合には,敷金や礼金が住宅扶助から支給されます」
- (3)「地域での生活が落ち着いてからハローワークに行ってはどうですか」
- (4)「退院後,救護施設に入るよう手続きをしておきます」
- (5)「退院後,しばらくは児童養護施設で生活できるように施設長にお願いしておきます」
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。適切なのはこの2つです。
(2) 被保護者が地域でアパートを借りる場合、敷金・礼金などの
契約に必要な費用は、基準額の範囲で住宅扶助から支給されます。
退院後に住む場所の不安への説明として適切です。
(3) Aさんは病気の療養を終えたばかりで、仕事と住まいに不安を
抱えています。まず地域での生活を安定させ、それから求職活動に移ることを勧めるのは、Aさんのペースに合わせた説明です。
【ほかの選択肢】
(1) 退院しても、経過観察のための通院などが必要な場合があり、
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医療扶助が直ちに廃止になると断定するのは適切ではありません。 誤り
(4) 救護施設は、障害などのため日常生活を営むことが難しい人が
入所する施設です。後遺症も残らず、地域での生活を望む
Aさんには合いません。 誤り
(5) 26歳のAさんが児童養護施設で生活することは考えにくく、
地域で生活したいという希望にも沿いません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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