事例を読んで,「医療ソーシャルワーカー業務指針」に基づいた,A医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の実践に関する次の記述…
保健医療と福祉 第108問
事例を読んで,「医療ソーシャルワーカー業務指針」に基づいた,A医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の実践に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕Bさん(38 歳,正社員)は,会社のラグビー同好会の練習で受傷し,病院に救急搬送され入院となった。主治医からBさんに,今後車いす生活となること,回復期リハビリテーション病棟へ転院する必要があることが説明された。しかし,経済的不安を抱えたBさんは自宅退院を訴えている。主治医から依頼を受けたAはBさんとインテーク面接を実施することとなった。(注) 「医療ソーシャルワーカー業務指針」とは,「医療ソーシャルワーカー業務指針(2002 年(平成14 年))」(厚生労働省健康局長通知)のことである。
- (1)まずは面接をリハビリ室で行う。
- (2)守秘義務の観点から面接内容については主治医に報告しない。
- (3)転院先の選定については,Aが判断する。
- (4)入院費,生活費などの問題解決について話し合う。
- (5)自宅への退院支援を行う。
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
「医療ソーシャルワーカー業務指針」は、業務の範囲の一つに「経済的問題の解決、調整援助」を挙げ、入院・入院外を問わず、患者が医療費や生活費に困っている場合に、社会福祉・社会保険などの制度を活用できるよう援助するとしています。Bさんは経済的な不安から自宅退院を訴えているので、入院費・生活費などの問題を話し合うことが、インテークで取り組むべきことです。
【ほかの選択肢】
(1) 業務指針は、面接はプライバシーが守られる面接室などで行う
よう求めています。リハビリ室は適していません。 誤り
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(2) 業務指針は、医師の医学的判断を踏まえ、主治医などと
連携することを求めています。必要な情報は、本人の了解を得て主治医に報告・共有します。 誤り
(3) 転院先は、患者や家族の意向を尊重し、自己決定を支えながら
決めていきます。Aが一人で判断するのではありません。 誤り
(5) 主治医は回復期リハビリテーション病棟への転院が必要と
説明しています。医学的な方針と異なる自宅への退院支援を進めるのは適切ではありません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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