事例を読んで,マイクロカウンセリングのかかわり行動や基本的傾聴技法に基づいた面接の最初の段階の応答として,最も適切なもの…
心理学と心理的支援 第11問
事例を読んで,マイクロカウンセリングのかかわり行動や基本的傾聴技法に基づいた面接の最初の段階の応答として,最も適切なものを1 つ選びなさい。〔事 例〕認知症のある親の介護について負担を感じている相談者が,地域包括支援センターを訪れ,社会福祉士が面接を行った。相談者は「何度も同じことを聞いてくるのでイライラして,つい強い口調で怒ってしまう」と訴えた。
- (1)「同じことを聞かれても,いつも初めてのように答えるといいですよ」
- (2)「それは適切な行動ではないですよね」
- (3)「私もあなたと同じような経験をしたので,あなたの気持ちがよくわかります」
- (4)「その状況について,もう少し詳しく話してもらえませんか」
- (5)「正確に記録したいので,ゆっくり話してもらえませんか」
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
アイビイのマイクロカウンセリングでは、まず視線・身体言語・声の調子・話題についていくといった「かかわり行動」と、質問・励まし・言い換え・要約・感情の反映などの「基本的傾聴技法」で、相談者の話を十分に聴くことから始めます。「もう少し詳しく話してもらえませんか」は、相談者が自由に語れる開かれた質問で、最初の段階に合います。
【ほかの選択肢】
(1) 対応の仕方を教える助言(指示)は、話を十分に聴いた
後の段階の技法です。最初の段階では早すぎます。 誤り
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(2) 相談者の行動を評価・否定する応答で、
傾聴とはいえません。 誤り
(3) 面接者の体験を語る自己開示で、最初の段階の応答としては
適切ではありません。「よくわかります」と言い切るのも、相談者の気持ちを受け止めることにはなりません。 誤り
(5) 面接者の記録の都合を優先した応答で、
相談者の訴えに応じていません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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