バイステック(Biestek, F.)による援助関係の原則に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。…
ソーシャルワークの理論と方法(専門) 第115問
バイステック(Biestek, F.)による援助関係の原則に関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
- (1)非審判的態度の原則とは,問題・課題に対してクライエントが負う責任についてワーカーが承認・非承認を決定することである。
- (2)自己決定の原則とは,クライエントが問題解決の方向などを自分で決める権利とニードをもっていることをワーカーがしっかりと認識し,クライエントの判断を促し,尊重することである。
- (3)統制された情緒的関与の原則とは,クライエント自らの情緒的感情を意識化することである。
- (4)意図的な感情表出の原則とは,クライエントの感情を大切にし,クライエントが特にその否定的感情も自由に表現できるよう,ワーカーが促すことである。
- (5)秘密保持の原則とは,他の個人の権利が侵害される場合においてもクライエントの秘密は保持されることである。
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。適切なのはこの2つです。
(2) 自己決定の原則は、クライエントが自分で問題解決の方向などを
決める権利とニードをもつことをワーカーが認め、その判断を促し、尊重することです。
(4) 意図的な感情表出の原則は、クライエントが感情、とくに否定的な
感情を自由に表現できるよう、ワーカーが意図的に促すことです。
【ほかの選択肢】
(1) 非審判的態度の原則は、ワーカーがクライエントの行動や態度を
一方的に善悪で裁いたり、責任を判断したりしないことです。
責任の承認・非承認を決めることではありません。 誤り
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(3) 統制された情緒的関与の原則は、ワーカーが自分の感情を自覚し
コントロールしながら、クライエントの感情に適切に応答する
ことです。クライエントの感情の意識化ではありません。 誤り
(5) 秘密保持の原則には限界があり、他の人の権利を侵害する
おそれがある場合などは、秘密が保持されないことがあります。 誤り
【覚え方】
バイステックの7原則:個別化、意図的な感情表出、統制された情緒的関与、受容、非審判的態度、クライエントの自己決定、秘密保持
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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