事例を読んで,事例分析の視点から見て,クライエントのAさんに関する事例検討会における参加者からの発言のうち,適切なものを…
ソーシャルワークの理論と方法(専門) 第118問
事例を読んで,事例分析の視点から見て,クライエントのAさんに関する事例検討会における参加者からの発言のうち,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕地域の居宅介護支援事業所がケアマネジャーを対象とした定例の事例検討会を開催した。事例提供者のB居宅介護支援事業所のCケアマネジャーから,一人暮らしのAさん(85 歳)の事例が報告された。CケアマネジャーはAさん宅を訪問した際,近隣住民から「Aさんは約2 か月前からゴミ収集のない日にごみ出しをしている」「自分の部屋がわからなくなりマンションの管理人が何度も付き添って帰宅している」という話を聞いていることを参加者に報告し,今後の支援について参加者に意見を求めた。
- (1)「Aさんについて近隣住民が困っていることをヒアリングしてはどうでしょうか」
- (2)「Cケアマネジャーは,Aさんの強みや状態をどのように捉えていますか」
- (3)「まずは,マンションの管理人にAさんの今後についての考えを聞いてみてはいかがでしょうか」
- (4)「一人暮らしの継続は難しいので,グループホームの利用を促してはどうでしょうか」
- (5)「Aさん自身は,今の状況についてどのようにお考えなのでしょうか」
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。適切なのはこの2つです。
事例検討会では、クライエント本人を中心に、その状況や思い、強みを多面的に理解し、支援の方向を検討します。
(2) 事例提供者のCが、Aさんの強みや状態をどう捉えているかを
尋ねるのは、アセスメントの視点を確かめ、深める問いです。
(5) Aさん自身がいまの状況をどう考えているかを問うのは、
本人の思いを中心に置く視点です。
【ほかの選択肢】
(1) 近隣住民の困りごとを聞くことに偏ると、Aさん本人の理解から
離れてしまいます。 誤り
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(3) 管理人にAさんの今後の考えを聞くのは、本人の意向を確かめる
前に第三者の意見を優先することになります。 誤り
(4) 近隣からの情報だけで一人暮らしの継続は難しいと決めつけ、
施設の利用を促すのは、アセスメントを経ない結論です。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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