事例を読んで,Aがん拠点病院相談支援センターに勤務するB医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)のこの時点での対応として,適…
ソーシャルワークの理論と方法(専門) 第123問
事例を読んで,Aがん拠点病院相談支援センターに勤務するB医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)のこの時点での対応として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕大腸がんの治療後,定期受診中だったCさん(44 歳,男性)はBのもとを訪れ「先日の受診で異常が指摘され,詳しい検査をしました。本日,がんの再発と転移が判明し,主治医から積極的な治療をするか,あるいは,緩和ケアに切り替えるかという2 つの選択があることを伝えられました。今までなんとか乗り越えてきましたがもう限界です。家族になんて話したら良いか」と語った。
- (1)今後の生活については,家族でよく話し合うことを勧める。
- (2)Bの過去の経験から,この先の見通しについて説明する。
- (3)カウンセリングを含め,心理的支援をすぐにでも受けることが可能であることを説明する。
- (4)病状について再度説明してもらうよう,主治医への連絡が可能であることを説明する。
- (5)混乱している気持ちを落ち着かせるため,帰宅を促す。
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。適切なのはこの2つです。
Cさんは、再発と転移を告げられたばかりで「もう限界です」と語り、治療の選択と家族への伝え方に悩んでいます。まず強い心理的な衝撃を受け止め、すぐ使える支援を示すことが必要です。
(3) カウンセリングなどの心理的支援をすぐに受けられることを
説明するのは、いまのCさんのつらさに応える対応です。
(4) 主治医に病状を改めて説明してもらえることを伝えれば、
Cさんが治療の選択を考え、家族に伝えるための情報を得る
助けになります。
【ほかの選択肢】
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(1) 家族にどう話せばよいか悩んでいるCさんに、家族と話し合うよう
勧めるだけでは、悩みに応えていません。 誤り
(2) Bの過去の経験から見通しを話すのは、医学的な根拠のない説明で、
ソーシャルワーカーの役割を超えています。 誤り
(5) 気持ちが混乱しているCさんを帰宅させるのは、支援を求めて
来た本人を突き放すことになります。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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